元敵国兵への慰霊

追悼碑 撃墜B29爆撃機の米兵11人を慰霊 三重・名張



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B29爆撃機に搭乗し死亡した米兵11人のために建立された追悼碑=三重県名張市で27日、熊谷豪写す
 
 第二次世界大戦中、三重県名張市青蓮寺で墜落して死亡したB29爆撃機の米兵11人の追悼碑を、地元住民が27日、建立した。住民に「敵兵」を供養する機運は長らくなかったが、戦後60年以上が過ぎ、地元の「地蔵院青蓮寺」の耕野一仁住職(58)が「戦争の犠牲者に敵も味方もない」と提案したのを了解した。墜落の日に合わせ来月4日、除幕式がある。
 住民らによると、B29爆撃機は1945年6月5日、神戸方面を空襲後、日本軍機の銃撃を受けて山の斜面に墜落。乗員11人のうち2人は焼死、9人はパラシュートで脱出したが、日本軍や民間人に捕らえられ殺された。
 戦後、機体の破片を保管し、子どもたちの平和教育に役立ててきた耕野住職は昨年、地元から出征、戦死した36人と米兵11人の合同慰霊祭を初めて営んだ。墜落現場を知らない若い住民もいることから、追悼碑の建立を決めた。
 碑は花こう岩製で高さ1.5メートル、幅20センチ、奥行き15センチ。「B29搭乗員十一名追悼碑」と刻んだ。
 墜落現場からは、機体の破片が今も見つかる。当時、国民学校3年生で墜落の様子を目撃した栢本(かやもと)茂男青蓮寺区長(70)は「撃墜を見て、当時は子ども心に『やった!』と思った。今後は、命を落とした米兵がいたことを後世に伝えたい」と話している。【熊谷豪】
毎日新聞) - 5月28日9時54分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060528-00000007-maip-soci

 日本人は確かに、米軍に、
焼夷弾による、無差別爆撃、過激に言えば虐殺を受けました。
焼夷弾外周から内側に落とされました。
逃げ場を無くし、日本人を焼き殺すためにです。
しかし、今、日本に米国旗を燃やす人がいるでしょうか。
アメリカ大統領の自国民への慰霊に対して、デモを行うでしょうか。



 日中関係のために、
靖国参拝を止めろと言っている人には、
そういう事から逃げずにもっと、中国側の問題点を考えてほしいものです。



経冷は中国が許さない
http://banmakoto.air-nifty.com/blues/2006/05/post_bd3f.html#trackback

 まあ、そもそも中国に、
日中経済交流断絶の意思など、毛頭ないのですが。
靖国参拝があろうとなかろうと。
ただ、彼等は覇権意識から、日本への影響力を持ちたいだけなんですね。



余談

 その時に、
米国兵が抵抗したのか、
白旗を振ったのに殺したかぐらいは書いて欲しいものですね。