小泉首相の台湾招待表明 陳総統、高速鉄道開通で

 5日、パラオで記者会見する台湾の陳水扁総統(共同)

 【コロール(パラオ)5日共同】台湾の陳水扁総統は5日、訪問先のパラオ共同通信など一部日本メディアと記者会見し、日本の新幹線システムを輸入して10月に運行開始予定の台湾高速鉄道(新幹線)の開通式典に、小泉純一郎首相を招待したいと述べた。
 小泉首相は今月で退任するが、総統は小泉政権のリーダーシップによって日台関係が強まったと感謝の意を表明。首相の後継者には安倍晋三官房長官が「最も理想的」との考えを示した。
 陳総統は、日米の安全保障協議委員会(2プラス2)が2005年2月に「台湾海峡問題の平和的解決」を共通戦略目標に明記したことなどを挙げて「(小泉政権で)日台関係が強化され、とても感謝している」と述べ、首相交代後も日台関係がさらに強まるよう期待感を表明した。
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006090501004546.html

 小泉内閣は確かに中国とは一定の距離を置きました。
しかし、そこには、民主主義国の連携という一つの可能性も生み出したということです。
日本とアメリカを中心とした民主主義国の連携による、
中国の民主主義化というのも、
外交戦略の一つなわけですが、
なぜか、マスコミや反権力論壇はそれを認めず、
アメリカべったりとか、アジア外交の軽視、無策、破壊と、レッテル貼りをします。
小泉憎し、権力憎しという感情に溺れると、そういうことになってしまうということでしょうか。