自分が負け組と思う人は、なぜ勝てないかを考えるべき

景気拡大「バブル」と並ぶ 9カ月連続で一致指数「改善」

 内閣府が六日発表した二月の景気動向指数(速報値)は、景気の現状を示す一致指数が55・6%(前月95%)となり、七カ月続けて景気の分かれ目となる50%を超えた。先行きを示す先行指数も80%(同81・8%)となっており、平成十四年一月から始まった今回の景気拡大は今月、戦後で二番目に長かった「バブル景気」と並ぶもようだ=表。拡大が十一月まで続いて戦後最長の「いざなぎ景気」を超えるとの強気の見方も広がっている。
 景気動向指数は、各種指標を三カ月前と比べ、上昇した指数の割合で景気の方向性を示す。
 二月には一致指数を構成する十一指標のうち、鉱工業生産指数など生産関連が高水準だった昨年十−十二月期の反動で低下したが、生産予測指数が上向きで、雇用や個人消費関連も改善した。
 このため、内閣府では、景気拡大の方向は変わっていないとみて、一致指数の基調判断を九カ月連続で最高レベルとされる「改善」とした。
 景気拡大の山(ピーク)は事後的に判断されるが、十一月の「いざなぎ超え」を予測するエコノミストも多い。
 第一生命経済研究所の飯塚尚己主席エコノミストは「原油高騰や中小企業の設備投資意欲を冷やす早期のゼロ金利解除が懸念材料だが、景気は拡大の長期化でボリュームも増してきた」としている。 
産経新聞) - 4月7日3時5分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060407-00000002-san-bus_all

最近はこういう明るいニュースが出ても「格差社会だ!」と言って、もうとにかく首相を誉めようとはしないですが(本当にマスコミや有識人と言うのは権力批判が好きな様で)、こういうデータはやはり受け止めなければいけません。
今、自分で自分が負け組だと思う人は、勝ち組だと呼ばれる人と自分たちがどう違うかを考えた方がいいんではないでしょうか。
「もう、日本社会は、負け組が這い上がれない。」とか言っている人は「ユダヤが世界の資本を独占している」と言っている、差別主義者とレベルは変わらないんじゃないかと思います。



 知識があれば、有利なのは当たり前です。
高学歴者や法律教育を受けた者が成功しやすいのは当たり前ではないでしょうか。
ですが、その条件を克服したり、独学で同程度の知識を身につける事もできるわけですから、「這い上がれない」という前に動いて欲しいものです。



 ただ、やはり日本は駄目じゃないな、と思うのは、自分で自分を負け組だと思っている人は少ないこと(弱者だと思っている人はそれなりにいるでしょうが)、また仮に思っていても、他人から「負け組!!」と言われると、「なんだとぉおおおお!!」と思う人が多いという事です。
そのエネルギーを昇華させれば、まだまだ日本は明るいでしょうね。