櫻井よしこ氏がおかしくなってきているらしい。

 民主党と仲良しになったことが原因かどうかは、
分かりませんが、
http://mojimojisk.cocolog-nifty.com/miz/2006/05/post_b9c1.htmlさんによると。

共謀罪を不安視する櫻井よしこ氏は、私が思ったとおり、必要性は認めるけれど、ジャーナリズムの性でしょうが「権力は信用してはいけない」、これに尽きると思います。お粗末だったのは「オウム犯罪で破防法を適用できなかったのは権力の不作為」=権力はヘタレと言いながら、「共謀罪を権力が濫用するに決まっている」と二つの矛盾したことを言うこと。それを受けて平沢氏は、法律の成立によって犯罪予防効果があるとともに、国が破防法の適用に慎重だったように、現在の日本においては司法措置の歯止めがあることによって濫用はあり得ないと説明していました。

 二重基準
ダブルスタンダードをついにやってしまいましたか。
まあ、感情的翼状的反米右翼にはこういう人が多いんですが。

さらにもう一つ。

櫻井よしこ氏は教育基本法改正の民主党案を絶賛していましたので、なるほど与党妥協案よりこっちがいいかな〜と思ってたんですが、改めて読んでみたら、ただの言葉遊びですね。しかもキモの部分がコレですよ。「同時に、日本を愛する心を涵養し、祖先を敬い、子孫に想いをいたし、伝統、文化、芸術を尊び、学術の振興に努め、他国や他文化を理解し、新たな文明の創造を希求することである。」(※下記にて全文参照のこと)下手な文章は我慢するとして「他文化を理解して新たな文明の創造」とは何ですか。国籍無用の地球市民思想が透けて見えますけど。私だったら「他文化への理解とともに日本独自の文明を継承・発展させることに努力する」と書きます。民主党はふざけたことに、今国会での成立を見送れと言っています。対案といっても、画に描いた餅であることを自白しているようなもんです。

 こんな、ものを推奨する、
櫻井氏はもはや保守論客と呼べないんではないでしょうか。
まあ、保守とは何かなんて興味が無いので、
名乗ってもいいですけど。
彼女のこれまでの活動には、
評価できるものが多いだけに残念な限りです。



 最後に、
教育基本法の字面にだけ拘る必要は無い。
教育基本法は、日本人の手で作ることに意味があり、
その先は、現場でそれだどう使われるかが問題なのです。
愛国心うんぬんも明記は必要と感じません。