プロ野球界は何が何でも高校卒業後にすぐに選手を獲得すべき

早稲田実業高校のハンカチ王子こと、斎藤佑樹選手が早稲田に進学する事が決定しましたね。
それは本人の意思です。
世間では、プロに行けば、一億以上の契約金が確定しているのに、進学を選んだというのは美談となっている節もあります。
日本はまだまだ、それが能力相応の評価だとしても、金儲けは悪徳であるという風潮がありますからね。



 しかし、プロ野球としては、こういった逸材は、高校を卒業した時点で確実に獲得すべきだったと言えるでしょう。
大学を出ればプロ入りするじゃないかという声もありますが、
はっきり言ってそれでは遅いんです。



 まず話題性。
大学野球高校野球程は盛り上がりませんし、世間の注目度も高くありません。
と、なると高校時代にいくら人気が高い選手でも、
世間一般への著名度としては、大学四年間は空白の四年間となり、
大学卒業後にプロ入りしても、
高校卒業後にすぐにプロ入りするという事と比べるとその話題は薄くなります。



 次に実力。
大学野球大学野球で素晴らしさはあるんですが、
プロと比べると、やはり選手全体の平均能力は圧倒的に低いわけです。
これは社会人野球にも言えることですが。
そういったところで、四年間も過ごすより、プロ野球という世界で四年間過ごす方が、
実力が付くというのはもはや明白でしょう。
それも、18歳から22歳という全盛期にです。




 以上の理由により、プロ野球界全体の人気と、
選手の実力を考えれば、大学なんて行かずに、高校卒業後にすぐにプロ入りすべきと言えるでしょう。