心に思想を持つ事 政治家として国益を守る事
安倍総理が、
総理就任前の言動とは随分違った、外交政策を行っている件について。
まずは政治と思想を分けて考えましょう。
安倍総理は
少なくとも、いくばくかの日本人が持っている戦前否定史観、とりわけ昭和否定史観は持っていない。
しかし、外交政策としては、中国や韓国に対して、否定史観と取れるような外交政策を取る。
(侵略戦争だといっても、侵略の定義を議論すればいいだけなんですが)
これにはどの様な意味があるか。
中国や韓国の政治家が、日本を敵として、自分の支持を高める手段を取った。
多くの日本人が、それを理解していないか、理解したうえでそれに屈するべきという考えを持っている。
もしくは、そんな事はたいした問題じゃないと思っている。
その結果として、安倍総理は、日本の歴史に誇りを持ちながらも、
それに泥を塗る選択肢を取らざるを得なくなった。
しかし、
「日本は神の国」発言で、マスコミからも、自民党以外の全ての政党、
つまり、当時の公明党、民主党、自由党、社民党、共産党から総叩きを受けた森総理、
靖国参拝等により、日本人の心を起こした小泉総理に続き、*1
確実にまともに日本の歴史に向き合う思想を持った人物が総理になった事は、
有意義な事であり、この傾向は喜ぶべき事でしょう。
今、大事なのは、
多くの国民が、ただその心の奥底に思想を持ち、選挙に挑むという事です。
思想を政治に反映させるには、非常に難しいですが、特に、外交政策などでは。
やはり、全ての国民が選挙権を持つ民主制では、国民自信がもっとも重要なのです。