竹島問題

 今回の日本側の調査の目的は、六月にドイツで開かれる海底地形の名称に関する国際会議に向けデータを収集する事です。
同会議で韓国側は、この海域の海底地形について独自名称を提案する構えですから、何もしなかったら、この海域の海底地形の名称は韓国名になってしまうからですね。



 さて、今回の日本の調査はまず道理的には、韓国が国際司法裁判所に出ようという日本の申し出をかたくなに拒否しつつ、勝手にどんどんと問題の海域を調査し、あわよくば、世界的にも勧告領土と認めさせようというもくろみに対する、防衛策ですから。正当防衛以外の何ものでもありませんね。



 この日本の出方に対して、韓国は日本の国旗(に似せたもの)や小泉首相の写真を燃やして、何やら集団で大騒ぎし、韓国首脳も、それに便乗してか、怒り爆発しているんですが、日本の政府首脳の表明は「冷静に話し合おう」というものです。
これは日本と韓国の国風の違いですね。



 まずは、この両国のスタンスを国際的に知らしめ、その上で韓国が何か馬鹿なことをすれば、日本はそれに防衛策をすればいいのではないでしょうか。
その結果、何か問題が起こっても日本は内外的に、「こちらは、終始、冷静な対応を求めたが、向こうが〜〜な事をしたので、対処をした。」と言えるわけです。
その点で日本の首脳陣の対応は評価できるのではないでしょうか。



 日本が弱腰だと言う人は、もう国軍化の準備なり、内閣がすぐに経済制裁できる様に、権力の一極化でも訴えればいいですし、竹島を日韓友好の証として、譲渡しようとか共同管理しよう言う人は島根の漁師の方々を説得しに行って下さい。