地方での医師不足

国家試験受験資格、1年前倒しを=医師不足解消で特例申請へ−NPO法人 (時事通信社 - 05月12日 21:10)

 全国の医学部生や医師ら400人余でつくる特定非営利活動法人「医学教育振興センター」(千葉県浦安市)は12日、在学中の5年生でも医師免許を取得できるよう医師法で卒業後に限定している国家試験の受験資格を前倒しする特例措置を、6月中に内閣府に申請する方針を明らかにした。合格した学生医師に、構造改革特区に認定された県内だけで卒業まで通用する地域限定の医師免許を交付する。
 1年早く免許を取得して働く医師を増やすことで、特に地方で深刻な医師不足解消を目指す。 [時事通信社

 地方で医師が不足してるのは、「皆が都会で働きたいから」でしょう。私だって、都会で働きたい方です。
それを、学生でも試験受けれるようにしても、意味がないんですよ。
試験パスした時点で有能なのは分かりますが、根本的解決になっていません。



 こういうのは、地方で公務員医師として10-20年は働いて貰うことを条件とした国立医学部を作るべきだと思います。
地方、特に過疎村で望まれる医師は、一人で何でも診れて、
患者ひとりひとりの、過去症の状を記憶できる様な医師、
都会で望まれる医師は、専門的な医師でしょう。
もう、教育の時点で、分化させてもいいと思いますが。



 もちろん、今までの様な、何科にでもなれる医学部もあってもいいとは思うんですが、
それとは別の形の医学部があってもいいのではないかと思います。